お仕事をしながら子どもを育てるお母さんにとって、「放課後、子どもを安心して預けられる場所があるかどうか」はとても大切ですよね。大分市の学童保育(放課後児童クラブ)は、小学生のお子さんを放課後に預かり、宿題サポートや遊びの見守りを行う施設です。ここでは、母子家庭のお母さん向けに、利用できる学童の種類、費用の目安、申請方法をわかりやすくまとめています。
大分市の学童保育とは?
大分市の学童保育は、仕事・就労・就学・介護などにより、放課後お子さんを家庭で見守ることが難しい場合に利用できる放課後児童クラブです。対象は主に小学校1〜6年生で、長期休暇も利用できます。
利用できる学童の種類
大分市には複数のタイプの学童があります。運営主体によって内容や費用が少しずつ異なります。
- 市が認可する「放課後児童クラブ」
- 小学校併設の学童
- NPO・民間事業者が運営する学童
どれを選べばよいのか迷う場合は、まずは通学区域にある学童から調べるとスムーズです。
学童保育の費用(大分市の目安)
学童の費用は運営団体により異なりますが、大分市では次のような金額が一般的です。
- 月額:5,000円〜10,000円前後
- おやつ代:1,000円〜2,000円前後
- 長期休暇の追加料金:別途必要な場合あり
ただし、母子家庭や低所得世帯には「利用料の減免」が適用されることがあり、実際の負担額はさらに軽くなるケースが多いです。
母子家庭が利用しやすい理由
母子家庭のお母さんの場合、就労証明が取りやすく利用要件も満たしやすいため、学童保育を前向きに検討しやすい環境があります。
- 就労証明書で利用要件を満たしやすい
- 費用減免の対象になりやすい
- 在籍枠の優先順位が高くなる場合がある
「仕事を辞めるわけにいかないけど、子どもがひとりになるのは不安…」というお母さんも安心して利用できる仕組みです。
申請に必要なもの
学童を利用するには、年度ごとに申請が必要です。主に次の書類を提出します。
- 就労証明書(勤務先記入)
- 児童の健康情報などを記入した申込書
- 家庭状況のわかる書類(必要な場合)
申請の受付は例年1〜2月頃で、年度途中の利用希望も相談できます。
申請の流れ(大分市)
申請から利用開始までは比較的シンプルですが、必要書類の不足があると手続きが止まるため注意が必要です。
- 希望する学童へ連絡・見学
- 必要書類の準備
- 市または学童へ申請
- 利用決定通知の受け取り
- 利用開始
空き状況は学童によって大きく異なるため、早めに動くと希望施設に入りやすくなります。
相談窓口(大分市)
学童保育の相談は以下の窓口で受け付けています。
- 大分市役所 子育て支援課
- 各小学校の学童クラブ
- 民間学童の窓口
「どの学童が合っているかわからない」「費用が不安」という場合でも、窓口で相談すると丁寧に説明してもらえます。